A Futurist's blog

ぐーたら☆Futurist(フューチャリスト)のカールバーグの世界へ ようこそ

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未来的エピキュリアンの魅力

前回の記事http://ft2007.blog112.fc2.com/blog-entry-26.htmlで、古代ギリシャの哲学者 エピクロスを紹介したが、彼の思想を、未来へ再生させることを検討したい。
エピクロスの思想を支持する人をエピキュリアンと呼ぶ。しかし、ここにひとつ問題があり、エピクロスの本来の思想は、質素で静かな生活を基盤として、思索の自由を快楽とするものであったが、後世にいたって、贅沢な美食家や酒池肉林、果ては、SM愛好家のごとき欲望の探求者が、エピキュリアンを自称するようになってしまった。これは、どこかでロジックが捻じ曲がり、倒錯し、正反対の意味に利用、転用されてしまったと考える。
もちろん、当ブログでは、これらの倒錯的快楽主義者をエピキュリアンとは判断しない。
さて、未来のエピキュリアンは、どう考えるのか?社会のサイバー化が進み、セカンドライフのような仮想世界が拡大する。経済のグローバル化が進み、新興国の経済力向上で、競争は激しくなるが、世界全体はどんどん豊かになっていく。これは、あらたなエピキュリアンにとって、よい環境であるとも言える。まず第1に、仮想世界の拡大によって、簡単に、自分だけの世界や、自分に苦痛を与えない人々との小さなコミュニティを作ることができるからだ。そして、仮想世界がより豊かな想像力をサポートできるように進化していくことで、「普通の現実」との格差はしだいに縮まっていき、コストと手間のかかる「普通の現実」より、仮想世界を選択する割合を増やすことが可能になっていく。現実がおぞましく、妄想にとらわれているような時は、さっさと、仮想の世界で「隠れて生きる」こと、そして苦痛なく、楽しく生きることも可能なのだ。
続く

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仮想世界とSF,表象文化,芸術 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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