A Futurist's blog

ぐーたら☆Futurist(フューチャリスト)のカールバーグの世界へ ようこそ

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フランスの学歴エリート社会


前回の記事で、日本の天下りと学歴社会、エリート・システムについて、書いた。
そこで、すこし気になったので、外国の学歴社会、エリート・システムのうちから、学歴社会では、日本以上に強固といわれる、フランスのシステムについて、調べた。
フランスには、高等教育(つまり、日本の高校卒業後の大学などのレベル)として、英米流の大学(University)以外に、エリート養成学校的な、グランセコール(Grandes Ecoles )と呼ばれる学校群が存在する。大学は、大学入学資格(バカレロア)をとれば、誰でもどこの大学でも入学できるという普通の国民大衆のための学校で、グランセコールは、国家レベルのエリートの専門的養成のための特別な学校。
グランセコール入学のためには、猛烈な受験勉強が必要で、卒業後のキャリアは、上位校であるほど、特別な待遇が約束されている。グランセコール自体は、200校くらいあり、このうちの一部が名門校と言われている。入試自体もコネや家柄などが影響するとの意見もあり、公平性には疑問がある。
ちなみに、日産のCEOとして、リストラ再建に、手腕を振るった、カルロス・ゴーン氏は、理工系の超エリートのグランセコールのパリ国立高等鉱業学校の出身である。
ゴーン


また、文系のENA(フランス国立行政学院)は、官僚・政治家のほとんどが、ここの卒業生であるといわれている。ちなみに、現在のサルコジ大統領は、めずらしくENAの卒業でないことが話題になった。したがって、実際のところは、なかなか外部者がちょっと調べたくらいでは、真実はわからないのだが、グランセコールが絶対ではないものの、日本以上の学歴社会だという話も理解できなくはない。
また、フランスに天下りが存在するかどうかは不明。
フランスでは、このようなグランセコールによる社会的エリート養成の学歴社会の仕組みについては、国民が支持しているようである。
フランスでは官僚の天下りは、存在するのでしょうか?日本のように、既得利権化しているのでしょうか?フランス国民は、どう考えているのでしょうか?ゴーンさん、サルコジさん、教えてくれませんかね(笑)。あ、国会議員の片山さつきさんも国費でENA留学してるようですので、友達に聞いてみてくれませんかね(笑)。
ブログAuthorは、なんとなく、大統領が、何人も愛人を持ってても当然という国なので、天下りも当たり前だという話しかも知れないと思ってます。

こういうフランスみたいな国を見てると、先進国といっても、しょせんは、この程度のことだから、日本もいまのままでいいという考え方もありかなと思ってしまうところが、ちょっと怖い。

ブログAuthorは、Futuristとして、政府より企業、企業より個人(家庭)という民度の向上を重視しているので、ここで思考停止しないで、官僚制度や学歴社会とエリート主義、民主主義について、さらに考え続けたいと思います。










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世界の枠組みについての未来 | コメント:2 | トラックバック:0 |

ジム・ロジャーズの歴史観 その2 世界の工場の移り変わり

前回の記事で、西ヨーロッパの近代資本主義の盛衰からの歴史的な流れと、21世紀のアメリカと中国の未来について、とくに2回の世界大戦を目印に非常におおまかに概観してみました。また、それ以前には、ジム・ロジャーズの歴史観ということで、19世紀、20世紀、21世紀の覇権国推移をまとめました。
今回は、別の視点でみてみます。それは、世界の工場という視点です。みかんさんの記事では、20世紀はじめのアメリカが、世界の工場と言われていたと書いています。重要なことは、この時、イギリスは、ポンドがまだ基軸通貨でありましたが、経常赤字国に転落しており、現在のアメリカに似ているということです。
いまは、中国が世界の工場と言われていますから、話はわかりやすいのですが、ブログAuthorが少し、近代資本主義の歴史を調べたところ、イギリスは、19世紀には、産業革命をなしとげたあと、やはり、世界の工場となっていたのが、あきらかです。世界の工場という概念は、世界中から原材料を輸入して、高度な技術で加工し、世界中に輸出することです。日本も、戦後の高度成長期には、アメリカのあとを追いかけ、それに近い部分もあったように思われますが、世界の工場というよりは、エコノミック・アニマルとか、経済大国という言い方のほうが多かったような気がするのは、なぜでしょうか?
さて、ここまでの話をまとめると、

19世紀は、イギリスが世界の工場    ==>覇権
20世紀は、アメリカ合衆国が世界の工場==>覇権(イギリスは経常赤字)
21世紀は、中国が世界の工場      ==>覇権(アメリカは経常赤字)


ということになります。
これは、これで、なにかを語っていると思います。
しかし、あらためて、じっくり考えてみると、枠組みが、かなり古典的だとかんじますね。
このあと考えるべきことは、先進国の多くが、いわゆる近代化、工業化の段階を終え、ポスト工業、ポスト近代のフェーズにはいっている状況で、工場のもつ意味が変わっているのではないかという点。グローバリゼーション近代資本主義の展開過程で、本質的にあたらしい経済や金融の状況が生まれているのではないか。そういう議論はいろいろありえると思います。いや、いかに、ポスト工業化社会となり、金融技術が発展し、IT化が進んだとしても、経済の根本は不変だとみることもできましょう。
ジム・ロジャーズという人は、世代的には、ちょっと前の人ですし、あまり、最新の金融技術や、IT革命についても重きを置いていません。それは、ジョージ・ソロスでも、バフェットさんでも同じです。最新のトレンドを追いかけている人の中からは、彼らを超えるような投資家は、現れていないようです。

その辺の話は、またタイトルを変えて論じます。

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西欧近代資本主義の失敗から考えるアメリカと中国

少し前に、ジム・ロジャーズの歴史観について書きました。19世紀のイギリスから、20世紀のアメリカに、資本主義の覇権が移ったように、21世紀は、中国が、世界の資本主義の中心となっていくということでした。
実際のところ、ジムもそれほど詳細な分析を公表しているわけでもないですし、21世紀のいつごろ、どのような経過をたどって、本当に、中国がアメリカを追い越していくような状態になるのか、誰にも、本当のところはわかっていないのだと思います。
ですから、逆に、専門家でもない我々が、自分なりに、考えていくことが、大切なのではないかと考えます。
ジム・ロジャーズ情報ブログのみかんさんが、20世紀に、イギリスがアメリカに覇権を譲っていく過程について書いています。
その時期は、第1次、第2次世界大戦という、大事件がありました。こんな大変なことは、もう起きてもらっては困るのですが、逆に言えば、もし、世界戦争のような変動がなければ、アメリカが覇権を取っていたかどうかすら、わかりません。もし、21世紀が比較的秩序ある平和と成長が保てれば、アメリカが、やはり、21世紀のおわりのほうまで、覇権を持ち続けると予想することも論理的でありましょう。中国は、経済成長力と人口は、ハイレベルですが、社会全体としてみれば、先進国に追いつくには、まだ何十年というスケールで考えねばならないでしょう。
そもそも、18-19世紀に、西欧の先進諸国は、地球人類の未踏の高みへ到達したことは、否定できないでしょう。あの、全地球からみれば、小さな地域が、突出して、世界中を支配せずにはいられないほどに、力をつけた時代。けれど、重要なことは、結局、西欧の列強国は、紛争を戦争で解決するという思考パターンから脱皮できず、2度の世界大戦を起こしてしまった結果、戦勝国すらも、自ら、疲弊し、20世紀の(元植民地の)アメリカに、世界の中心を移し、覇権を許すことになったことです。
おごれるものの栄華は、いつかは、果てると見ることもできます。第2次大戦後は、イギリスを含むヨーロッパと日本は、完全に、アメリカのリーダーシップに従うこととなりました。
つまり、西欧近代資本主義バブルが2度の世界戦争で崩壊したとみなすこともできるわけです。20世紀後半のヨーロッパの歴史は、ひとことで言ってしまえば、西欧近代資本主義の人類的成果を戦争によってだいなしにしてしまった悔恨とふたたび過ちを繰り返さないための秩序の構築ということにつきるのかもしれません。
では、アメリカは、(もし覇権を中国に譲ると仮定して)なんのバブルがはじけて崩壊するのでしょうか?金融バブルが、サブプライム問題などより、もっと根本的に崩壊するときがくるのかも知れません。それが、米ドルの信用崩壊をともなうことは、容易に想定できます。軍事的全面戦争は、ちょっと考えにくいですが、核テロなども含めれば、ありえない話ではないでしょう。もしかしたら、現在急速にかつ、人類史上かってないほどに進化した、サイバーな社会が本質的なトリガーになる可能性もありえます。しかし、ブログAuthorには、アメリカはリーダーとして、生き延びる可能性のほうが、大きいように思えます。アメリカという国は、結構、失敗も多いのですが、ヨーロッパ近代の失敗の歴史を学んでいる分だけ、エラー修正回路が発達しており、中国やアジアの発展途上国が先進国レベルに追いついてくるまでは、持ちこたえることができるだろうと思っています。
したがって、発展途上国の多くが、先進国に追いついたあとこそが、重要だと思えます。アメリカが中国に追いつかれそうになった場合(だいぶ先ですが)、それまでの、世界の枠組みが、うまく機能しなくなる可能性が大きいと考えます。正確には、世界の枠組みの再構築は、すでに始まっており、米ソ対立の静的な冷戦構造から、よりダイナミックに流動する未知の世界秩序を形成しつつあります。つまり、アメリカが中国や他の開発途上国に追いつかれるのを未来的前提として、あらたな枠組みがつくられつつあるのです。
21世紀のアメリカと中国について考えていくと、果てしなく、イマジネーションを刺激します。
果たして、中国は、資本主義経済で、アメリカに追いつく前に、共産党一党独裁を放棄するのでしょうか?それは、平和的に行われるのでしょうか?あるいは、アメリカ的な民主主義システムを採用せずに、独自の政治システムを打ち出すのでしょうか?
このへんのことについては、後日、タイトルを変えて記事にしたいと思います。








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