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ぐーたら☆Futurist(フューチャリスト)のカールバーグの世界へ ようこそ

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ETV 「吉本隆明 語る」 

ETV(NHK教育テレビ)で、1月4日に放送された、「吉本隆明 語る」を観ました。
このブログで、吉本隆明さんをとりあげるのは初めてです。
ブログAuthor(カールバーグ)は、学生時代に、吉本隆明を読んだ記憶があります。そして、実社会に出てからは、ま、はっきり言って、彼の本などは、役に立たない(出世のさまたげ)と思い、まとめて本棚のすみに押し込んでいました。
最近ときどき、思い出しては、吉本さんは、結局なにをしたんだろう、と、考えていました。
そして、ひとことで言ってしまうとするならば、吉本隆明さんは、マルクスの手法を、言語の理論に適用して、独自の理論を構築したのだというふうに、自分なりにまとめていました。
そんなときに、たまたま、年末年始の番組表に、この番組を見つけてなにか感ずるところがあり、予約録画しました。
このETV(NHK教育テレビ)の番組は、とてもよく整理されていると思いました。


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仮想世界とSF,表象文化,芸術 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ゆえに、人々は、ジム・ロジャーズを愛する - 中央銀行解体論

日本では、次期日本銀行総裁の人選をめぐって、なにやら、きれあじの悪い状況になっておりますし、アメリカでは、FRBが、サブプライム問題による、景気下ぶれを懸念して、中央銀行として、あらたな手法を打ち出して,対応ということになっております。
しかし、ここで、考えるべきは、そもそも、中央銀行とは、なにものであって、どういう価値があり、なにができるのか、という問題です。
日本銀行法(1997年)第1条および第2条は、、

第1 条日本銀行は,我が国の中央銀行として,銀行券を発行するとともに,
通貨及び金融の調節を行うことを目的とする。
2 日本銀行は,前項に規定するもののほか,銀行その他の金融機関の
間で行われる資金決済の円滑の確保を図り,もって信用秩序の維持に
資することを目的とする。
第2 条日本銀行は,通貨及び金融の調節を行うに当たっては,物価の安定
を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資することをもって,そ
の理念とする。



となっていて、
物価(つまり、物やサービスと 通貨=円の価値的比率)と金融システムの安定のために存在すると考えられれます。
逆に、言えば、為替や株価を安定させることは、中央銀行の主要な役割ではないともいえます。
具体的な業務としては、
短期誘導金利を決定したり、公開市場操作という国債の売買を通じて、市場のマネーの流動性を調整してたり、日銀券(現物の通貨)を発行したりしています。金融システムが危機に陥りそうなときは、「最後の貸し手」となって、資金を供与することもあるようです。(http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/index.htm)
物価がインフレと言えば、金利を上げ、物価がデフレと言えば、金利を下げる。
市場の流動性を資金を使って調整する。
先週、FRBが、ベアスターンズに対して取った対応は、「最後の貸し手」としての行動と見れば、理解できるでしょう。
しかし、逆にみれば、その程度のことしかできないわけです。
資本主義の景気循環の必然性は、まだ人類は、制御可能なレベルになっていない(たぶん。ブログAuthorの理解では)ので、中央銀行ができるのは、調整だけです。アメリカの景気に関しては、ソフトランディングとか称して、景気の下降局面を軽くかわして、いけるかも、という愚かな期待がありましたが、サブプライム・チョンボの爆弾が破裂して、ソフトどころか、戦後最大の金融危機になってしまうかもしれません。笑ってしまいますね。
FRBも最初は、「だいじょうぶ。だいじょうぶ」といっていましたが、もはや、ただ、後手に回っていただけだということが、ばれてしまいました。結局世界をずるずると深みにひきずっているようにも見えます。困りものですね。
そういう状況なので、ジム・ロジャーズのような人が、中央銀行解体論を唱えます。

Q: もしロジャーズ氏が米国大統領またはFRB(連邦準備銀行)の議長でしたら、今回のサブプライム問題にどのような対処をしますか?
ジム: もし、私が米国の大統領であったら、サブプライム問題は無視し倒産する会社は倒産させ、そして再出発する。ウォール・ストリートの投資銀行のいくつかは、倒産するかもしれない。しかし、倒産を回避することは、アメリカ国民にインフレーション、高金利、最終的にはスタグフレーションをもたらし、多大な損害を与える。投資銀行や商業銀行を救済するのは、とんでもないことだ。
もし、私がFRBの議長であったらFRBを廃止して、そして辞職する。この国の最初の2つの中央銀行
は失敗だった。現中央銀行(FRB)も失敗となるだろう。つまりグリーンスパン前議長、バーナンキ議長の政策によって、米国経済は大惨劇となるだろう。
(大和投資信託のインタビュー)

中央銀行は、表面的な対応しかできないのだから、さっさと、解体して、市場原理に解決をゆだねれば、一時的な痛みは大きいけれど、、短時間で回復するから、そのほうがよいという意見です。中央銀行の存在を当然のことだと思っている人にとっては、破壊的な意見ですが、そういう考え方がありうるというのは、貴重なことです。
日本の経済のリーダーで、そこまで、言える人はいないのではないでしょうか?
木村剛さんあたりが、「日銀不要論」でも言い始めると面白いのですが、彼も日銀出身者なので無理でしょう(笑)。
ブログAuthorは、世論は、日銀やFRBの役割を過大評価していると思います。それが、とくに、金融業界の人には、都合がよいからかも知れません。もちろん、中央銀行が愚かな政策をとれば、経済へのダメージは大きいでしょう。ただ、中銀が賢明であったとしても、できることは、極めて限られていると思います。だから、あまり、偉そうにしないほうがよいし、いろいろな判断基準なども、公開して、機密性のすくないものにしていくことがよいと思っています。
しかし、ジムは、いつものことながら、熱いですね。頭だけでなく、ハートでも考えてる感じが素敵です。



経済的諸問題の未来 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ジム・ロジャーズ インタビュー その3 実質的な生活レベルの低下

今回もジム・ロジャーズ シリーズを続けます。
ジム・ロジャーズ情報ブログ に紹介されているジムのインタビューのうち、日本の未来に関するものを もうひとつ。

Q: 日本は現在、少子高齢化、巨額な財政赤字等問題が山積みです。もし仮に、日本政府にアドバイスをするならば、どのような政策提言を行いますか?また、その理由をお聞かせ下さい。
A:(ジムロジャーズ) 日本には3つの選択肢がある。より多くの子供を産むか、移民を受け入れるか、さもなければ生活水準の低下に甘んずるかだ。今のところ日本は、生活水準の低下を受けいれているように見える。もし、私が日本政府であれば、出生率を高めるための奨励金、育児施設などの政策を実施し、出来るだけたくさんの移民を受け入れるだろう。日本がそのような行動をとるかどうか、私には分からないが、これが私のアドバイスだ。日本は人口が減少し、高齢化しており、深刻な問題となる。更に、巨額な政府の債務を一体誰が払うのだろうか。現在10歳になる日本の子供は今すぐ通りに出て、暴動を起こすべきだ。何故なら、彼らが40歳になったら、多額の負債のために押し潰されてしまうかもしれないからだ。日本の人口が減少し続ければ、これは悲劇となるだろう。
(大和投資信託の資料から引用)



非常に単純だが、論旨明快で、賛成するかどうかは別として、面白くて、一理ある。実際には、いまのところ、日本は、移民を増やそうとは、ほとんど誰も思っていない。子どもを増やそうともそれほど思っていない。少子化を前提として、移民も増えないことを前提として、なんとか、経済成長し、生活レベルを下げないようにするには、どうするか?というのが、現在の日本のリーダーやマジョリティのバランス感覚ではないだろうか?しかし、もちろん、それが、簡単ではないとも知っている。ジムのいうように、日本の10歳のこどもが、街で暴動を起こす可能性はZEROだ。実際には、ジムのいうように、日本人の多くは、実質的な生活レベルの低下を受け入れていることで、目先のやりくりをしていると考えるのは、そんなにはずれていないだろう。斉藤さんのブログでも、生活者の消費の落ち込みがはっきりと指摘されている。
つまり、日本の未来は、まだ、見えていないという話なのだ。それは、世間を騒がしているサブプライム問題よりも、はるかに、日本や日本人には重要だ。その点を抜きにして、日経平均株価があがった下がった、金利が上がる。あがらないの論議をしても、非常に限定的な意味しかもたない。

ジムは 47歳のとき、バイクで、夫婦で、世界一周した。さらに、57歳のときに、違う奥さんと、黄色い改造ベンツで、世界一周した。そのあと、最初の子どもをつくり(!)、いまは、その子どもに夢中なんだが、将来は、親子で、世界一周に挑戦したいとも言っている。気分爽快なオヤジだなあ!こういうオヤジになりてぇーな。
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫) 冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
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