A Futurist's blog

ぐーたら☆Futurist(フューチャリスト)のカールバーグの世界へ ようこそ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

スティーブ・ジョブスの訃報

日本時間の5月6日、iPHONEで、ニュースをチェックしていて、ジョブスの死を知った。
t_hero
AppleのCEOを辞めて、一月くらいしか経っていない。
体の具合が、ホントに悪くなるまで頑張っていたんだな。
なぜか、気が抜けたようになって、重たい気分だった。
スティーブを追悼して、一週間ほど、ブログを喪に服そうかとも思ったが、やめて、記事を書くことにした。
スティーブ・ジョブスの訃報…の続きを読む
スポンサーサイト
Futurist 人名録 | コメント:1 | トラックバック:0 |

「未来学」根本昌彦

昨年、発売されて、今年になってから読んだわけです。

未来学―リスクを回避し、未来を変えるための考え方未来学―リスクを回避し、未来を変えるための考え方
(2008/01/31)
根本昌彦

商品詳細を見る

「未来学」根本昌彦…の続きを読む
Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |

Futuristとしてのジュール・ヴェルヌ

先日、SecondLifeの中で、友達になったフランス人女性と話していたら、ジュール・ヴェルヌの話題になりました。彼女は、歴史学の修士号を持っていて、いまは、アメリカの大学で、フランス語を教えているそうですが、ジュール・ヴェルヌは、全部読んだと言っていました。
ジュール・ヴェルヌは、フランス人で、同時代(19世紀から20世紀はじめ)のH・G・ウェルズとならんで、SFの父といわれています。
ブログAuthorは、こどもの頃、たまたま読んだ、ヴェルヌの地底旅行(1864)が好きで、なんどもなんども、読み返した記憶があります。ひょんなきっかけから、地球の中心へ向かって旅をし、ふたたび地表へ戻ってくるまでの話です。小学校へいくのが嫌いだったわたしは、想像力の翼を広げて、ヴェルヌの世界に入り込んでいました。
そのフランス女性は、ジュール・ヴェルヌは、Futuristであって、時代に先んじて、未来を予見したと熱く語っていました。
もちろん、19世紀には、作家をFuturistと呼ぶ概念はなかったようですが、科学技術の知識と想像力によって、未来のビジョンを描いたことで、Futuristと考えてなんの違和感もブログAuthorにはありません。
いま、こどもの想像力(おとなも含めてかまいませんが)を、育てているのは、宮崎アニメでしょうか?ポケモンでしょうか?わたしが、ジュール・ヴェルヌの世界に感じたような、現実の身の回りの世界とは、まったく違う、異空間がどこかに存在し、ある扉を開けば、秘密の世界へいくことができる、という感覚を、こどもたちは、楽しめているのでしょうか?いや、もしかしたら、一番、想像力を必要としているのは、現実に束縛されすぎた、おとなたちであり、とりわけ、伝統的な組織やカルチャーに、身も心も染められた、世界のおとなたち、ではないかという気がしてきました。

地底旅行 (岩波文庫)地底旅行 (岩波文庫)
(1997/02)
ジュール・ヴェルヌ、朝比奈 弘治 他

商品詳細を見る

Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |

大前研一の成功と敗北とは なんだったのか その2

大前研一の前回の記事をもう少し書き継いでみる。
前回のまとめは、大前研一氏の東京都知事選での決定的敗北を、「経営と政治は違う」、とか、「政策と選挙は違う」とか、「理想と現実は違う」とかで要約するのではなく、日本の知識人としてのの本質的な課題を解決できなかったために、思想として、世界観として、敗北したという仮説を立てた。
東京都知事選挙は、面白い選挙だと思う。総理大臣は、間接選挙でしか決まらないが、知事選挙は、直接選挙だから、民意がダイレクトに結果に出る。すごい著名人がどんどん出てくるが、あっけなく消えていく。国際的建築家の黒川記章さんのように、落ちて納得して、すぐに永眠した人もいる。
   


     死ぬまえに
   一度は出たい 
   都知事選かな

                  by A.C.



もう一度、そのときの結果の数字を見てみよう。

1位当選 青島幸男 170万票 無所属
2位 石原信雄 123万票 自民、公明、社会 推薦 
3位  岩国哲人  82万票 東京都民党推薦
4位 大前研一  42万票 無所属
5位 黒木三郎 28万票 共産党支持
6位 上田哲 16万票
 
7位 目方文子 1万票
8位 山口節生 6千票



見れば見るほど面白い。共産党の候補者よりは、50%ほど多い。つまり数字だけ見れば、大前のような、米英ビジネス思想に染まったインテリは、ユーラシア共産主義に染まったインテリと同レベルだけど少し良いと東京都民は判断したとも言える。(これはかなり当ってるかも^^)。さらに、東京都民は鋭くて思い切りがいいと思うのは、都市博をどうするかという論点で、きっぱりと「中止します」と公約した青島幸男に投票した。つまり、あれこれカッコイイ能書き垂れてるやつは、きっとなにもしないための理屈も簡単につくれるに違いないと考えたのだろう。小泉純一郎の郵政民営化と同様。結局コンサルタントの人って、実行しない職業だからね。

東京都民が、大前の背後に見た米英ビジネス思想をどれだけ嫌っていたかは、青島幸男以後の知事選の結果を見れば、一目りょう然。3期連続、石原慎太郎氏。国政では、ちょっとリーダーとしては危険すぎる国粋思想の石原慎太郎氏を、うまく知事の枠にはめて、東京都民は満足しているように見える。大前氏の思想と石原慎太郎氏の思想を比べれば、あの選挙の数字の意味がはっきりと理解できる。

続く

↓大前さん、気持ちはわかるんですけどね^^

平成維新平成維新
(1989/06)
大前 研一

商品詳細を見る

Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |

大前研一の成功と敗北とは なんだったのか その1

大前研一については、何度か言及してきた。
http://ft2007.blog112.fc2.com/blog-entry-6.html
http://ft2007.blog112.fc2.com/blog-entry-15.html
http://ft2007.blog112.fc2.com/blog-entry-16.html

そして、その日本人としての知性の異質さと、経営コンサルタント兼ビジネス書ライターとしての傑出した成功と、日本の政治家としての決定的な敗北が、Futurist的に、関心の対象であった。

いろいろと検討した結果、やはり、大前研一は、日本の知識人が伝統的に陥ってきた落とし穴に、はまって敗北した、との単純な仮説にいたった。つまり 彼が主張した知識や考え方は、時代的には、進んでいたかもしれないが、日本の知識人が、必然として背負う課題に対しては、古来からの典型的失敗パターンを踏襲して、必然的に敗北した。
厳しい言い方をすると、世界の知識人としては、超一流だったが、日本の知識人としては、2流以下のバカもんだったと見ることもできる。
なぜ そういうことが おきるのか。
知識人は、勉学によって、知識を得、高度な知識を身につけるほど、知識的には、偉くなり、その世界で認められれば、出世して、地位や名誉や金銭を得ることができる。
しかし、知識と現実は、べつの次元の話なのだ。知識は通常、現実を一定のルールで抽象化し、知的能力で処理することで、獲得できるが、それは絶えず現実を見失なって、独善化する危険と表裏一体だ。
そして 自然科学の場合は、比較的に、知識の基準が、世界共通であり、また、前提条件や論証プロセスが、人間主体価値にかかわるものでないかぎり、普遍性をもってうけいれられやすい。たとえば、重要な数学の証明とか、物理学の発見などは、グローバル・スタンダードが存在するといってもいいだろう。つまり、現実から遊離した状態であっても、独善・ドグマ化する危険がすくない。(というか、仮にそう考えておこう)
ところが、人間存在や社会そのものにかかわることについては、そう簡単ではない。世界で支配的な思想や学問で認められても、それが、どこの社会や個人にとっても正しくて、受け入れられるとは限らないのだ。現実から遊離し、独善・ドグマ化してしまえば、その知識は、腐敗し、死ぬのだと思う。あるいは、害悪となって世にはびこる可能性もある。
たとえば、日本でも、世界での共産主義勢力の増大を背景に、マルクス経済学が隆盛した時代があったが、大学の中だけのものに終わった。市場経済のほうが、社会を豊かにし、インターネットのほうが、豊かさと知識を多くの人に広げることができるとわかったからだ。

続く

↓大前さんは、最近は、流行の個人資産運用の分野でも活躍しているが評価は未知数(笑)。彼の文章は、思想の論理より、文学的アジテーションで売れてるような気もするが、ファンはまだまだ多い。

大前流心理経済学 貯めるな使え! 大前流心理経済学 貯めるな使え!
大前 研一 (2007/11/09)
講談社

この商品の詳細を見る

Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |

「大前研一敗戦記」を読む その1

この本はいまは、新刊では買えないようである。近所の図書館で借りた。

なかなか面白かった。ビジネス・コンサルタントとして頂点を極め、経営理論家として、世界的名声を得た男が、日本の歴史を変えようと東京都知事選挙に立候補したが、マスコミや広告会社も巻き込んだ日本の利権構造に巻き込まれ、理想の政策も空しく敗れ去る。(世界中で1回の講演料5万ドル取れるのは、ドラッカーとトム・ピータースとか俺を含めた数人だけだ)(俺は世界一のコンサルタント会社のスーパースターだった。)(その気になれば、ハーバードやスタンフォードの教授にだってなれるぞ) 大前の叫び声が聞こえてくるような気がする。やはりただものではない。しかし、なにかを間違っている。それをもう少はっきりさせていきたいと考える。
Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |

Futuristとしての大前研一 その2

1995年の東京都知事選挙の結果をもう少し詳しくメモしておこう。
1位当選 青島幸男 170万票 無所属
2位  石原信雄   123万票 自民、公明、社会 推薦 
3位  岩国哲人  82万票 東京都民党推薦
4位 大前研一  42万票 無所属
5位 黒木三郎 28万票 共産党支持
6位 上田哲 16万票 
7位 目方文子 1万票
8位 山口節生 6千票
(Wikipedia、および 「大前研一敗戦記」から)

共産党支持候補よりは、票が多かった。青島幸男の4分の一だ。

Futurist 人名録 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME | NEXT
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。