A FUTURIST’s Blog

ある匿名の日本のFuturist(フューチャリスト)が独自のスタイルを確立するまでを綴るブログ。 当面は、限られた少数の読者を対象として、週一回程度のペースで更新する予定。

Second Lifeとホロデッキ

スタートレックという有名なTV番組シリーズがある。SF作品であり、未来の宇宙をテーマとしている。民族的な歴史のないアメリカ人にとって、未来に投影した神話のように、社会的な感性のレベルでも愛された「こころの故郷」だ。この作品には、ユニークなテクノロジーがたくさん登場するのだが、その中に、ホロデッキ がでてくる。ベースとなる技術は、ホログラムで、3次元映像を空間に精緻に再現できる。基本的には、コンピューター制御された、ただの立方体の箱である。そして、その技術をベースに、物理的には、宇宙船内の限られたスペースを劇場的に利用して、あたかも現実であるかのような様々な体験が可能な仕掛けを宇宙船の乗務員に提供している。これを ホロデッキ と呼ぶ。複数の参加者が同時に利用でき、仮想体験のシナリオも豊富に選択でき、戦闘訓練から、恋愛体験のシュミレーションなど、およそ人間的な経験でシミュレーションできないものはないとすら思えるような高度な技術として、作品では描かれている。
わたしは、アメリカ人は(アメリカ文化は)、スタートレックに描かれた文化的社会的科学技術的なイメージを、なんらかの形で実現していくのが無意識の本能だという仮説を持っている。その意味で、SecondLifeの提示している仮想世界は、ホロデッキのひとつの現実化へのステップと見ることも可能であり、アメリカ人にとっては、生活の道具のレベルが自分たちの求める「懐かしい」もの近づいてきたというだけのこととも言える。
ホロデッキについては、
http://www.m-nomura.com/st/holo.html
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Second Life Futurist Community 結成

SecondLifeのインワールド(仮想世界の中)に、FUTURISTのための小さなCommuityを作りました。リアルな現実のFuturistはもちろん、SecondLifeだけのFUTURIST、そしてその友達を仲間としています。今は、誰でも入会できますが、ある程度増えたら、審査制にしようかと思ってます。SecondLifeのGoup検索で、Futuristsと検索してみてください。Ownerはわたしですが、きれいな女性に、Secretaryを頼んでます。(笑)
参加してみたい方は、このブログにコメントしてください。
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Second Life(セカンド・ライフ)

最近、Second Lifeというヴァーチャル・ワールド (メタ・バースとも言ってるようですが)を体験しています。
Second Lifeとは言っても、いわゆる、社会人が自分のそれまでの職業や組織を引退して、「第2の人生を歩む」という話ではありません。「仮想化されていない普通の現実」をリアルライフとして、これに平行して存在可能な「仮想化された2つめの自分の人生」をセカンド・ライフと呼ぶわけです。インターネットの普及した現代に登場した、あらたなIT技術をベースにした、システムです。もはや日本でも有名なので、多くの人は、よく知っているでしょう。
Futuristとしても重要な領域なので、参加して、自分の思想を確立することが重要です。
わたしのアバターもSecond Life空間に、住んでいます。SL(セカンドライフ)空間で、お会いすることもあるでしょう。そのときはよろしく(笑)。
このBLOGでも、SecondLifeなどのヴァーチャル・ワールドについて、思考していきたいと思ってます。



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日本の根源的保守性

最近、グローバリゼーションのスタディをするとともに、それが日本という国や社会の中で、どう対応されているのかを考察していると、やはり、ただたんに「日本独自」とかいう価値観では、捉えきれない、恐ろしいほどに強く深く根を下ろし、継続している「超保守的ななにか」が存在するのではないかという気がしてくる。それは、合理主義では決して到達できない場所にあり、左翼右翼とか天皇制とかいうくくりでも切り分けできないほど魂や意識の奥深くに織り込まれているなにかが存在するように思えてくる。これはもしかすると「保守性」というよりもDNAといったほうがよいかもしれず、「根源的実存」とでもいうべき、Namingすらためらうようななにかかもしれない。
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「大前研一敗戦記」を読む その1

この本はいまは、新刊では買えないようである。近所の図書館で借りた。

なかなか面白かった。ビジネス・コンサルタントとして頂点を極め、経営理論家として、世界的名声を得た男が、日本の歴史を変えようと東京都知事選挙に立候補したが、マスコミや広告会社も巻き込んだ日本の利権構造に巻き込まれ、理想の政策も空しく敗れ去る。(世界中で1回の講演料5万ドル取れるのは、ドラッカーとトム・ピータースとか俺を含めた数人だけだ)(俺は世界一のコンサルタント会社のスーパースターだった。)(その気になれば、ハーバードやスタンフォードの教授にだってなれるぞ) 大前の叫び声が聞こえてくるような気がする。やはりただものではない。しかし、なにかを間違っている。それをもう少はっきりさせていきたいと考える。
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Futuristとしての大前研一 その2

1995年の東京都知事選挙の結果をもう少し詳しくメモしておこう。
1位当選 青島幸男 170万票 無所属
2位  石原信雄   123万票 自民、公明、社会 推薦 
3位  岩国哲人  82万票 東京都民党推薦
4位 大前研一  42万票 無所属
5位 黒木三郎 28万票 共産党支持
6位 上田哲 16万票 
7位 目方文子 1万票
8位 山口節生 6千票
(Wikipedia、および 「大前研一敗戦記」から)

共産党支持候補よりは、票が多かった。青島幸男の4分の一だ。

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Futuristの定義への試み その2

たとえば あなたが建築家だとする。あなたは、商売で、普通のビルやマンションを設計する。しかし、あるとき、「未来の住宅はこうあるべきだ。」と考え、設計をはじめた。このとき、あなたは、Futuristになっているのではないか?
たとえば、あなたが詩人だとする。詩人としての収入はなく、本を出版しているわけでもなく、公的な賞をもらったわけでもないとする。しかし、あるとき、インスピレーションが湧き出でて、「未来の恋愛」について、はっきりしたイメージが脳にあらわれたので、それを詩に表現した。このとき、あなたは、Futuristになっているのではないか?


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トフラー「富の未来」 その1 速度の違い

トフラーの近著「富の未来」はかなりの力作と思う。このブログでもいろいろな観点からメスをいれたい。
その中の3部「時間の再編」5章 「速度の違い」において、さまざまな組織が現代社会のハイウエーをどれくらいの速度で走っているか(変化しているか)を書いている。興味深いのでまとめておく。
1.企業 時速 100km
熾烈な競争を背景として、自社の使命、役割、資産、製品、規模、技術、顧客や従業員との関係、社内文化などあらゆるものを変えている。

2.各種社会団体やNGO  時速 90km 
職業団体、宗教団体、環境団体など

3.アメリカの家族  時速 60km
家族形態の変化、仕事や買い物、投資などの機能の家庭内へ取り込む。教育や介護もこれから家庭に戻る。

4.労働組合 時速 30km
古い組織、方法、モデルにしばられている。

5.政府の官僚機構  時速 25km
6.アメリカの公教育  時速 10km
7.国際機関  時速 5km
国際連合、IMF、WTOなど
8.アメリカの政治構造 時速 3km
9.法律  時速 1km

全体として、アメリカの社会構造分析となっているので、日本や他の国について考える場合には適切な修正(場合によってはかなり本質的な修正が必要だろう。しかし、リストの最後のほうに来ると、思わず笑ってしまった。


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増田米二 その1

雑誌The FUTURISTの2007JULY-AUGUST号に、Yoneji Masudaが紹介されていた。World Future Societyの創設時からCommunityに参加しており、会から本も出版しているようだ。ネットで調べると。1960年台から、コンピューター社会や情報化社会について、たくさん本を書いている。現在は、ほとんどの著作は販売終了している。ネットでの情報いろいろある。
1983年の講演記録を見ると、あまり刺激されるようなないようではないが当時としては、先見性があったのかもしれない。http://www.geocities.jp/ryuryuiso/Research/Gzyutu/DT-Sangyou-Masuda-abst.html
基本的に、コンピュータ化、情報化、機会開発、インターネットがキーワード。
増田米二を絶賛している人もいる。http://www.mmbc.jp/mmbc/inter/net/980220ne-1.html

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アングロサクソン的世界モデル

世界の枠組みの未来について考えるのも、このブログのコアなテーマのひとつです。19世紀に世界を制覇したイギリス、20世紀に世界の圧倒的リーダーとなったアメリカ合衆国、この流れのなかで、つくりあげられてきた「アングロサクソン」と通称されることの多い、さまざまなシステム。株式会社、金融資本市場、企業統治、公用語としての英語、大学システム、などなど。西欧文明の正当的継承者を自認するアメリカ。ソ連解体と冷戦構造の消滅のあと、グローバリゼーションの波動が世界を揺らした。アングロサクソン的世界モデルは世界の未来を制覇するのか?じっくりと検証していきたいと思う。
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