FONとFoneroについて2008-03-30 Sun 00:26
FON(フォン)は、一応、NPOではなく、ベンチャー企業らしいです。
誰でもそのコミュニティに参加でき、自宅に、La Foneraと呼ばれる無線LANルーターを購入設置し、コミュニティに対して、その無線LAN環境を一部共有させることにより、Foneroと呼ばれるFONのコミュニティの会員になります。 すると、全世界に広がる、FONのコミュニティの無線LAN環境を無料で、いつでも利用できるようになります。 なにか、楽しそうですね。ちょっと危ないのでは?と思ったりもしますね。 まま、とりあえず、La Foneraの購入費用は、2000円程度ですから、大したことはありません。わたしは、今日、キャンペーンということで、1000円で買ってきました。 セキュリティ対策は、されており、とりあえず危険はないと考えてもよさそうです。 これが、FON日本法人のWebです。==>http://www.fon.ne.jp/ Wikipediaもどうぞ==>http://ja.wikipedia.org/wiki/FON#cite_note-1 GoogleやSkype、伊藤忠、エキサイトも出資しているとみられます。 通常、屋外で無線LANを接続する場合は、さまざまな公衆無線LAN設備を利用することが多いのですが、とくに、日本では、使えるエリアは、非常に限られています。 FONは、個人の無線LAN設備を利用するので、公衆無線LANではないようです。 もしかしたら、画期的なシステムになるかも知れません。 ちなみに、2007年末の時点で、日本が、FONアクセス・ポイントの数で、世界No.1となっています。 こういう試みがどんどんでてくるというのは、とても良いことのように思えます。 わたしもLa Foneraを設置して、会員になるつもりですので、また、その結果を記事にします。 しばらく、ちょっと注目です。 |
大前研一の成功と敗北とは なんだったのか その3 孫悟空の冒険2008-03-22 Sat 23:13
大前研一氏については、何度も記事を書いてきた。
その過程で、気がついたことをベースに、思考を進めていくと、ひとつの仮説が浮かび上がってきた。 まず、以前の記事で、東京都民は、大前研一を、米英ビジネス思想にそまったインテリと判断し、ユーラシア共産主義思想にそまったインテリと同程度のものとして、自治体首長としては、支持しなかったと書いた。また、それは、単に選挙の当落の問題ではなく、思想の本質として、世界観の質の問題であったと書いた。 では、それは、単に、大前研一氏 個人の問題なのであろうか? それは、違うであろう。大前氏自身も言ってるように、彼は、世界有数の、世界1といってもいいかも知れない、経営コンサルタント・ファームのマッキンゼーのスター・プレーヤーであり続けたし、CEOにこそならなかったが、アジア地域のトップとして、その頂点を極めたと言ってもいい。 国際有力ジャーナリズムのECONOMISTやWall Street Journalからは、たびたび賞賛を得たし、売れっ子のビジネス書ライターであり続けたし、いまもそうである。 米国No.1(つまり世界No.1の)のビジネス・スクールと言われるハーバード・ビジネス・スクールから、多数の卒業生が、マッキンゼーに入社し、社会のエリートとして、ビジネス界に出て行く。昔の日本で言えば、東京大学の法学部を卒業して、大蔵省に入っていくようなものだ。 ここで、わたしが、気になったのは、大前氏がマキンゼーを退社したあとの言動だ。退社したあとも、しきりに、マッキンゼーを持ち上げ、自分がそこで、いかに重要な存在だったかを語っている。どうみても、会社員としての大前研一の枠から出ていないように見えるのだ。日本を代表する思想的リーダーのはずではなかったのか?なんで、やめたあとも、元の組織から脱皮して、思考できないのだろうか?自由に思考しているように見えて、実は、会社の枠組みから外に出て思考いないし、マッキンゼーの後ろ盾が必要なように見える。自分が世界が認めたエリートだと思いたい、甘いナルシスに浸っていたい。 どうやら、マッキンゼーという会社は、大前を甘やかしすぎたようである。マッキンゼーという会社の懐が大きかったともいえるが、大前を、暴れん坊の孫悟空にしてしまった感がある。大前孫悟空の如意棒は、マッキンゼーの手法であり、觔斗雲(きんとうん)は、マッキンゼーの人脈である。いくら暴れても、結局お釈迦様の手のひらの上という真実もまた、然りである。経典は、仏教ではなく、米英ビジネス思想であるが(笑)。 さて、少し、本題からずれてきたような気もするが、ハーバード・ビジネス・スクール ==> マッキンゼー という米英ビジネス思想の本流をどう考えるについては、また、後日書いてみたい。 |
ゆえに、人々は、ジム・ロジャーズを愛する - 中央銀行解体論2008-03-16 Sun 12:57
日本では、次期日本銀行総裁の人選をめぐって、なにやら、きれあじの悪い状況になっておりますし、アメリカでは、FRBが、サブプライム問題による、景気下ぶれを懸念して、中央銀行として、あらたな手法を打ち出して,対応ということになっております。
しかし、ここで、考えるべきは、そもそも、中央銀行とは、なにものであって、どういう価値があり、なにができるのか、という問題です。 日本銀行法(1997年)第1条および第2条は、、
となっていて、 物価(つまり、物やサービスと 通貨=円の価値的比率)と金融システムの安定のために存在すると考えられれます。 逆に、言えば、為替や株価を安定させることは、中央銀行の主要な役割ではないともいえます。 具体的な業務としては、 短期誘導金利を決定したり、公開市場操作という国債の売買を通じて、市場のマネーの流動性を調整してたり、日銀券(現物の通貨)を発行したりしています。金融システムが危機に陥りそうなときは、「最後の貸し手」となって、資金を供与することもあるようです。(http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/index.htm) 物価がインフレと言えば、金利を上げ、物価がデフレと言えば、金利を下げる。 市場の流動性を資金を使って調整する。 先週、FRBが、ベアスターンズに対して取った対応は、「最後の貸し手」としての行動と見れば、理解できるでしょう。 しかし、逆にみれば、その程度のことしかできないわけです。 資本主義の景気循環の必然性は、まだ人類は、制御可能なレベルになっていない(たぶん。ブログAuthorの理解では)ので、中央銀行ができるのは、調整だけです。アメリカの景気に関しては、ソフトランディングとか称して、景気の下降局面を軽くかわして、いけるかも、という愚かな期待がありましたが、サブプライム・チョンボの爆弾が破裂して、ソフトどころか、戦後最大の金融危機になってしまうかもしれません。笑ってしまいますね。 FRBも最初は、「だいじょうぶ。だいじょうぶ」といっていましたが、もはや、ただ、後手に回っていただけだということが、ばれてしまいました。結局世界をずるずると深みにひきずっているようにも見えます。困りものですね。 そういう状況なので、ジム・ロジャーズのような人が、中央銀行解体論を唱えます。 中央銀行は、表面的な対応しかできないのだから、さっさと、解体して、市場原理に解決をゆだねれば、一時的な痛みは大きいけれど、、短時間で回復するから、そのほうがよいという意見です。中央銀行の存在を当然のことだと思っている人にとっては、破壊的な意見ですが、そういう考え方がありうるというのは、貴重なことです。 日本の経済のリーダーで、そこまで、言える人はいないのではないでしょうか? 木村剛さんあたりが、「日銀不要論」でも言い始めると面白いのですが、彼も日銀出身者なので無理でしょう(笑)。 ブログAuthorは、世論は、日銀やFRBの役割を過大評価していると思います。それが、とくに、金融業界の人には、都合がよいからかも知れません。もちろん、中央銀行が愚かな政策をとれば、経済へのダメージは大きいでしょう。ただ、中銀が賢明であったとしても、できることは、極めて限られていると思います。だから、あまり、偉そうにしないほうがよいし、いろいろな判断基準なども、公開して、機密性のすくないものにしていくことがよいと思っています。 しかし、ジムは、いつものことながら、熱いですね。頭だけでなく、ハートでも考えてる感じが素敵です。 |
仮想世界SecondlifeとPC環境について その1 PCをグレードアップ2008-03-09 Sun 00:15
今回は、少し、趣を変えて、Secondlifeが稼動するPCの環境についての記事です。Secondlifeに関心のないかたは、飛ばしてください。Futuristブログとしては、本来のテーマとは、はずれるのですが、Futuristの滞在先(?)としては、かなり快適で、気に入っていますので、前提条件である、PCの構成や、パフォーマンス要件などを書いても、まあ許されると思いました。それに、Secondlifeの稼動環境と性能の関係については、データや情報が少ないのが現状で、少しでも、ユーザー間で、情報を共有することが役に立つのではと思います。
実はブログAuthorは、先月DesktopPCを、グレードアップしました。昨年から、故障で使えない状態っだったのですが、Secondlife(以下SLと略する)を快適に使いたいことから、秋葉原で、パーツをいくつか買ってきて、作り直しました。ちなみにブログAuthorは、DESKTOPは、自作PCを継続しています。 グレードアップ後の主な構成は、
もちろん、リンデンラボの推奨条件を軽く、クリアしています。(あ、無線LANは、はっきりしない) この状態でかなり快適になったのですが、Windlight クライアントでの、自動設定(推奨設定?)だと、グラフィック・レベルは、HIGHになります。この設定なら、通常の使用なら、動きはスムーズそのもので、非常にオブジェクトの立て込んだ場所に飛行で侵入しない限り、つるつる感があります。 しかし、HIGHのデフォルト設定では、描画距離は、128mしかありません。ブログAuthorの実感では、描画距離は、長ければ長いほど、視野の広がりが、精神の広がりに直結するので、カスタマイズして、300M以上に設定を変えています。 新しい場所に、入ったときに、周囲がしばらく、Grey化するのは、システム的に避けられないようですが、できるだけ、この時間も減らせるようにしたいです。要は、一度、テクスチャーをDISKキャッシュに取り込めばよいという話しなのかな。 メモリーは、いま 安いので、4GB いきなり積んでしまいました。(約8千円) まだ、MAXの3GB+まで使用していません。 グラボは、8800GTと迷ったのですが、前が、ATIの9550Lですから、欲張らずに、いくことにしました。発熱も少なく、ファンも静かですし。しかし、Windlightの設定をULTRAで、描画距離500Mで、常用するには、やはり、8800GT以上が必要と思われます。 CPUは、2.7GHZ程度までOC(オーバークロック)を考えてますが、今の段階で、CPUがMAX(つまり、ワンコアで50%)まで、いくのが、かなり負荷を上げた場合だけなので、しばらくこのままで十分かなという感じ。 ちなみに、今回のグレードアップは、CPUとマザーボードと、グラボと、メモリーと、電源の5点で、総額で 6万円程度で、済みました。 |
Futuristとしてのジュール・ヴェルヌ2008-03-02 Sun 00:15
先日、SecondLifeの中で、友達になったフランス人女性と話していたら、ジュール・ヴェルヌの話題になりました。彼女は、歴史学の修士号を持っていて、いまは、アメリカの大学で、フランス語を教えているそうですが、ジュール・ヴェルヌは、全部読んだと言っていました。
ジュール・ヴェルヌは、フランス人で、同時代(19世紀から20世紀はじめ)のH・G・ウェルズとならんで、SFの父といわれています。 ブログAuthorは、こどもの頃、たまたま読んだ、ヴェルヌの地底旅行(1864)が好きで、なんどもなんども、読み返した記憶があります。ひょんなきっかけから、地球の中心へ向かって旅をし、ふたたび地表へ戻ってくるまでの話です。小学校へいくのが嫌いだったわたしは、想像力の翼を広げて、ヴェルヌの世界に入り込んでいました。 そのフランス女性は、ジュール・ヴェルヌは、Futuristであって、時代に先んじて、未来を予見したと熱く語っていました。 もちろん、19世紀には、作家をFuturistと呼ぶ概念はなかったようですが、科学技術の知識と想像力によって、未来のビジョンを描いたことで、Futuristと考えてなんの違和感もブログAuthorにはありません。 いま、こどもの想像力(おとなも含めてかまいませんが)を、育てているのは、宮崎アニメでしょうか?ポケモンでしょうか?わたしが、ジュール・ヴェルヌの世界に感じたような、現実の身の回りの世界とは、まったく違う、異空間がどこかに存在し、ある扉を開けば、秘密の世界へいくことができる、という感覚を、こどもたちは、楽しめているのでしょうか?いや、もしかしたら、一番、想像力を必要としているのは、現実に束縛されすぎた、おとなたちであり、とりわけ、伝統的な組織やカルチャーに、身も心も染められた、世界のおとなたち、ではないかという気がしてきました。
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