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ルービニ教授の予言とニューヨークの株価

朝のモーサテ(TV東京)で、7月16日のニューヨーク株価が、ニューヨーク大学のルービニ教授が「米国の金融危機は、今年の終わりに、回復する」と発言したため、後場に急上昇したと報道していました。
ルービニ教授は、金融危機を、かなり精緻な分析で、予言していたことで、有名になりました。
↓参照記事
危機の時にこそ、じっくり見ておこう


ただ、今回の発言らしきものと、株価の上昇は、ちょっと、違和感を感じました。
ちなみに、ルービニさんの、公式サイト(RGEMONITOR)では、7月16日付けで、彼のコメントが出ています。
↓英語ですが
Roubini Statement on the U.S. Economic Outlook





ちょっと読んで見ると、彼の意見は、最初から、一貫していて、今回のリセッションは、24ヶ月ほど続く。そして、いまが19ヶ月目である。と。
ま、だから、あと5ヶ月、つまり、今年の12月には、リセッションが終わるという意味なんでしょうね。
ただ、それは、彼の最初から変わらぬ意見なので、突然、株価上昇のネタになるのは、ちょっと理解しがたい動きです。株価操作の気配すら感じます。
さらに、ルービニさんは、こう言っています。

“I have also consistently argued that there is a risk of a double-dip W-shaped recession toward the end of 2010, as a tough policy dilemma will emerge next year. On one side, early exit from monetary and fiscal easing would tip the economy into a new recession as the recovery is anemic and deflationary pressures are dominant. On the other side, maintaining large budget deficits and continued monetization of such deficits would eventually increase long-term interest rates (because of concerns about medium-term fiscal sustainability and because of an increase in expected inflation), thus leading to a crowding out of private demand.



つまり、2010年の終わりに向けて、W字型のリセッションにおちいるリスクが存在する。やっぱり、また落ちちゃうかもね、と。
そして、それは、深刻な政策のジレンマが来年発生するからだ、とね。政策的ジレンマは、リセッションから、早く抜け出すことで、貧血気味の回復とデフレ圧力に支配されてしまう側面と、財政支出の増大による、長期金利の上昇という側面が、ジレンマとなる、とね。
結局、ルービニさんの言ってることは、変わらないが、株式市場が、勝手に動いているという話のようですね。
なんかウォール街の仕掛け屋が、ほら吹いてるような感じがして、いやな気分です。

では また

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