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村上春樹 <世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド >

ちょっと、ひっかかるものがあって、村上春樹さんの<世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド >を読んでみた。

↓これです。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
(2005/09/15)
村上 春樹

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<1Q84>が、爆発的に売れてしまったが、どうも読む気になれず、無視する気もおきず、ネットの評判などもチェックして、昔の作品へ向かった。これは、1983年に最初に出版された小説なので、もしかして、時代的な関連性を見つけられるかも知れない、という訳でもないのだが、大変、面白い小説だった。
村上春樹さんの小説は、<羊をめぐる冒険> と <ノルウェーの森>を読んだことがあったが、羊の不思議なリアリティ感の表現力に感心したものの、ノルウェーのほうは、まったく波長があわず、放り出した。
もっとはやく、この<世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド >を読んでおくべきだったと思う。
ふたつの異次元のストーリーが、交互に展開していくが、世界の終わりのほうは、かなり退屈で、<ハードボイルド>のほうばかり、引き込まれるように、先読みしてしまった。
計算士 と 記号士 という情報処理のプロフェッショナルの設定や、組織(システム)と ファクトリー の対立など、魅力的な世界がデザインされている。孤高で万能の科学者や、なぞの一角獣、生と死と世界の終わりに対する独特の思想、どれをとっても丹念に、練り上げられていて、楽しい。
良質な宝石のような、まろやかさと輝きを持つ、知的工作物だ。

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