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村上春樹 <ねじまき鳥クロニクル>

馬鹿売れした 1Q84 を読む気がしなくて、<世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド >を読んだあと、今度は、村上さんが、1984年から1986年の時代設定として書いた<ねじまき鳥クロニクル>を読んでみた。

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
(1997/09)
村上 春樹

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1巻から3巻まで、通して読んだ。
複雑な設定の物語。
内容の充実度は、<世界の終わり・・・>より、濃いかも知れない。
極限的な残虐性(暴力)や、人格喪失的な性的放縦、不思議な予知能力、あるいは、それらによって、生きる意義を喪失してしまった人たちと、失業して、妻にも逃げられた主人公の不思議な物語。
読後に、ノモンハンで、ロシアの秘密警察につかまり、残虐刑(生きたまま皮を剥かれる)で死んだ日本人スパイの光景が、脳裏から、消えなかった。
地中海の香りのする不思議な水の占い師。
太平洋戦争後に満州から引き揚げてきた、謎の癒し能力を持つファッションデザイナー。
古い井戸の底で、主人公が体験する不思議な超現実の世界。
よくできた小説だと思う一方、ここまで想像力の世界へトリップしないと癒されない人と心は、それ自体がかなり不幸な存在だと感じてしまう。
<世界の終わり・・・>と<ねじまき鳥クロニクル>を続けてよんで、村上春樹を堪能した気分になった。1Q84 は、しばらく読まなくてもだいじょうぶかな(笑)。

↓参照 
村上春樹 <世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド >



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