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頑固な変人の学者B との対話 その1 「サンデル教授と正議論」

カールバーグ 「サンデル教授の正議論 読んでるよ」

B教授 「やめとけ。時間の無駄だ。」

カールバーグ 「あいかわらず変人だね。いや、なかなか面白いよ」

B教授 「サンデル教授は、政治哲学といいつつ、道徳と政治をごちゃまぜにしてる。」

カールバーグ 「別に、専門分野に、こだわることないじゃないか。世の中で問題となっている<正義>という価値観を、主要な学問的体系を検討しながら、広く論じているわけだから。学者向けの研究書というわけでもないしね。」


↓参照
マイケル・サンデル 「これから正義の話をしよう」

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデルMichael J. Sandel

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B教授 「違う。サンデル教授の共同体主義(部族主義)は、彼も書いているように、ロールズが完成したリベラリズム的正義観への、異論なんだ。」

カールバーグ 「ふむふむ、なるどね。ロールズのリベラリズムってのがあるわけだ。そちらのほうが、主流なのかな?」

B教授 「少なくとも、日本の知識層には、そうかもね。市民は自由であって、自分にとっての正義を選ぶ権利がある。政治は、正義に対して、中立であるべきだとね。」

カールバーグ 「しかし、サンデルさんが、さんざん口をすっぱくして言ってるように、現実は、リベラリズムの主張のように、割り切れない。」

B教授 「まぁ、アメリカのキリスト教社会だと、そ~かな。」

カールバーグ 「ニューコンサバ(新保守主義)の系統の考え方に繋がっていくと言いたいわけなのかい?」

B教授 「...戦争に近いかな....」

カールバーグ 「う~ん、いまいち、すっきりしないね。どうやら、リベラリズム派とリバタリアン派と、サンデルさんみたいな現実での論争に着目するタイプと、ありそうだね。」

B教授 「なにが正義かってことより、誰が、コストを負担するか、とか、その正義を強制していいかどうか、ってことのほうが、大事なんだよ。」

カールバーグ 「君の言うこともわからんことはない。いや、よくわかる。しかし、僕には、サンデルさんが、毎日食卓で、子どもと正義論を戦わせている姿が、目に浮かぶんだ。ハーバードで、1000人の学生を相手に講義してるのも、家庭での対話の延長じゃないかと思うよ。」

B教授 「だから?」

カールバーグ 「サンデルさんの正議論の本質は、家庭的なコミュニティーでの正義についての議論じゃないかということさ。」

B教授 「...きみは、なにが言いたいのか、ようわからんね」


*これは、創作です。
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