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ジム・ロジャーズのインタビュー その1

ジム・ロジャーズは世界的なカリスマ投資家で、ギネスブックにもランクされる冒険投資家としても有名だが、もっと有名な投資家のジョージ・ソロスと設立したヘッジ・ファンドで、10年稼ぎまくったアメリカ人。ちょっと日本人には真似のできないスケールの投資家で、その徹底したIndependent Thinkとクリアな歴史観が多くの人を魅了する。そのジムに関する情報だけを扱った日本語のブログがある。

ジム・ロジャーズ情報ブログ

その中で、最近のジムのインタビューが紹介されている。ジムのインタビューや講演は、いつもほとんどのエコノミストやアナリストを超えたスケールで、考え抜かれていて、刺激的で、面白く、役にも立つ。ところが、真似をして投資すれば、儲かるだろうと思っても、実は簡単にはいかないことがわかるのだが...
当ブログは、Futuristブログなので、投資戦略の観点ではなく、日本の未来に関連した内容をセレクトすると、まず ブルドック・ソースの買収防衛策についての裁判結果については、

この判決は、日本にとっては喜ばしいことではない。もし日本企業を買収したい人がいれば、許されてしかるべきだ。そうすれば、日本はより高いリターンを得ることができるだろう。会社を保有している人はそれを売って、高いリターンを得、売ったお金で他に別なことをして、お金を増やす事が出来るだろう。判決は、日本企業を買収しようとする人々が少なくなることを意味する。今後も企業の買収や合
併はあるだろうが、この判決がない場合に比べて、少なくなるであろう。このような判決は、アメリカ合衆国も含めて世界のどの国においても良いことではない。これは、日本の投資家、最終的には日本国民
や日本経済に害を与えることになろう。



と語っている。この判決に関しては、日本国内の世論は、大きく2つに分かれていたように思う。ひとつは、「判決の法的根拠づけ(とくに濫用的買収者の認定)について、本当にあれでいいのかどうかは別としても、株主総会での厳しい条件(2/3以上)の支持を得たことや、企業のアイデンティティを継続しながら、企業の性格にあった地道な経営活動を行っている現在の経営陣に対する肯定とたんなる資本力と株価の論理を振り回す金融市場主義者への否定」を基調とする意見。もうひとつは、ジム・ロジャーズと同じように、経済的市場主義に立ち、「法的根拠づけの不完全性を指摘し、世界的な資本のグローバリゼーションの流れに反しているし、閉鎖的な日本の株式市場へ海外投資家が投資しなくなり、株価の停滞や実態経済の停滞をもたらすからよくない判決だ。」とする意見である。
 この問題は、実は、日本の未来、とりわけ、日本の資本主義経済を考えるうえで重要なテーマを含んでいるし、さらに Futuristのテーマのひとつである 世界の枠組みの未来にも関連してくるのだが、このへんは、後日 別記事で書きたい。

さて、わたしは、今回のブルドック・ソースの件については、結果として、買収防衛策を認めることで問題なかったと考える。なぜなら、ブルドックは、外部から資本を追加する必要はないし、そのメリットも少ない。急激に、企業業績や株価を上げたい類の企業になってほしいと思っている顧客や株主や従業員は少ないと思うから。わたしは、ブルドック・ソースをいつも買っているが、味にも値段にも不満はないし、ずっとこのままでもいいし、つぶれたり、品質が落ちたりするのはいやだが、突然会社が変わって、別のソースになってしまうリスクは少ないほうがいい。ようは、企業の個性にあったやり方というものがあるはずなのだ。他の企業のことは別だけれど、この件については、買収策を仕掛けたほうが、そのへんの微妙なニュアンスに早く気がつくべきだったが、未熟な買収屋だったので、引き際なり、行動方針の変更の仕方がよくわからなかったのだろう。あとは、ブルドックとしては、公開株式会社を続けるより、上場をやめて非公開会社になってしまったほうが、わかりやすいのではないかという見方もできるが、どうでしょうか?

続く

関係ないけど、ジムの黄色いベンツ↓ 素敵でしょう!
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