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「アヴィエーター」と「沈まぬ太陽」

日米の映画2本を続けて観た。愛用のREGZAで録画したのだ。
最近、破綻して、国有再生の道を歩んだ日本航空の過去をモデルとした、「沈まぬ太陽」。
フィクションの建前のしては、実話を思わせる設定が多すぎる。実話にすれば、名誉毀損で、裁判沙汰間違いないところで、作家の自由を確保する手法なんだろう。読者は、作り話と思ってもいいし、ほとんど実話と思って楽しんでもいいんだろう。
沈まぬ太陽2

渡辺謙、演ずるところの、恩地元を主役とするドラマ構成だが、渡辺謙は、日本人男優として、観るものを酔わせる魅力に溢れている。恩地元が、原作者の山崎豊子氏と交友がある実在の「小倉寛太郎」をモデルにしていることは、周知のことであり、東京大学時代に駒場祭初代実行委員長として活動し、日本航空に入社後は、左翼的労働組合の委員長として、激しく活動し過ぎて、経営陣に睨まれた挙句に、会社からの懐柔策にも応じずに、彼流の正義を貫こうとしたために、アフリカや中東みたいな(当時は、ひどい左遷人事)ところの海外勤務を強制された偏屈野郎だということが、妙に好奇心をそそられる。
いまや、この映画や小説の舞台となった日本航空は、破綻し、「太陽は、沈んだ」わけだ。日本航空は、結局、組織を破綻させることでしか、未来を切り開くことができなかったのだ。経営陣も労働組合も官僚も政治家も、すべて、敗北者であり、猿の惑星化する日本の伝統的大組織を象徴しているように思える。アメリカで、GMが破綻したのと、似ているとも言えるし、「沈まぬ太陽」と「晴れた日にはGMが見える」が、どちらも、伝統的大組織の破綻を予見させる書物だったとも言える。

↓参考
「猿の惑星」化する伝統的大組織 その3 GM(ゼネラル・モーターズ)


続く
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