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橘玲 「大震災のあとで人生について語るということ」 (続)

前回の記事(橘玲 「大震災のあとで人生について語るということ」)の続きです。
3.11が、橘さんのいうように、日本にとってのブラック・スワンであるかどうか。
池田信夫さんが、NHKによるタレブ(前回書き忘れたが、もともとブラック・スワンという概念は、タレブの独自の主張である)へのインタビューを紹介している。

タレブ、福島事故を語る

ブラック・スワンか否かは立場によって違う。...福島事故は、人間にとってはブラック・スワンだが、自然の中では周期的な出来事だ。


ということで、橘さんの主張も妥当なところでしょう。

このタレブの返答は、かなりポイントをついている。東電の未来については、

資本主義は、リターンを受け取るものがリスクも負うときはうまく機能するが、高い防波堤を建てることによる利益がはっきりしないと、津波の確率を低く見積もるインセンティブが生じる。事故が起きたら、会社が確実につぶれるというペナルティが重要だ。

と言い、
つまり池田信夫さん流に言い直すと、事故が起きたら会社がつぶれて全社員が職を失うぐらいの強いペナルティを与えることが必要だということだ。おそらくは、正しい(笑)。おそらくは、アメリカのAIGも潰すべきだったし、シティグループも本当は潰すべきだった。大きいから潰せないというのは、嘘だから。(たぶん<笑>)

質問:著書で「日本人はランダムネスの扱いがへたなので、人々はボラティリティを避けようとして破滅(blow up)をまねく」と書いておられるのは、どういう意味でしょうか?

それが福島で起こったことだ。日本人は小さな失敗をきびしく罰するので、人々は小さくてよく起こる失敗を減らし、大きくてまれな失敗を無視する。アメリカは小さな失敗にも大きな失敗にも寛容だ。

私は大きな失敗はよくないと思うが、小さな失敗はむしろ好ましいと思う。イノベーションは、小さな失敗の積み重ねだ。



質問:日本は想定外の出来事にどう対応するべきなのでしょうか?

ボラティリティを恐れないで、破滅を恐れるべきだ。



う~ん、いいなぁ~、タレブ。
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