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ジム・ロジャーズの歴史観  その1

今回は、ジム・ロジャーズの歴史観について。
ジム・ロジャーズの歴史観は、投資家としては、例外的に、スケールが大きい。
おそらく、人類の歴史上で、資本主義の誕生(もしかしたら、投資することの誕生かも)から、現在と、そしてかなり先の未来まで、見通して、いつも考えているに違いない。
基本原理は、わりと単純だと思う。
ジムは、人類の歴史において、資本主義、市場主義の勝利を信じていて、それは、最終的に、すべての官僚主義や反市場主義を打ち破って、世界を制覇すると考えている。そのことは、たとえば、同じBRICsと言われる新興経済国の中でも、中国は、政治的には共産主義でよくないが、経済的には、真の優秀な資本主義社会であり、発展するが、インドは、根本が、官僚主義の国であり、将来的に中国のように順調には発展しないから投資しないと言っていることなどからもわかる。

そして、人類の歴史的展開のなかで、

19世紀は、イギリス覇権の時代
20世紀は、アメリカ合衆国覇権の時代
21世紀は、中国覇権の時代


とはっきり断言している。
シムによれば、21世紀のどこかの時点で、アメリカから中国へ、資本主義の覇権が移動するときが必ず到来することになる。ジムの目からは、イギリスが資本主義の栄華の頂点から衰退し、アメリカへその覇権を移していく過程が、同じように、アメリカから中国への覇権移転の中で起きることが、はっきりと見えているに違いない。
彼は、その歴史的検証の手法を、投資家(ヘッジファンドマネジャー)としての職業的ディシプリンとして確立している。ジムのヘッジファンドマネジャーとしての仕事ぶりは、猛烈で、あのジョージ・ソロスが、「6人分の働きをする」と言ったほどだ。(↓「ジョージ・ソロス」)
ジョージ・ソロスジョージ・ソロス
(1996/03)
ジョージ ソロス

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ジムは、21世紀における中国の勝利を信じており、USドルは下落し、人民元は上昇すると信じている。ジムのUSドル不信は決定的で、自身のUSドル資産をとおからずすべて売却すると発言している。
さらに、それにとどまらず、60歳でつくった愛娘に、中国人のベビーシッターをつけ、北京語しか話さない環境をつくって、英語と中国語のバイリンガル教育を徹底している。そして、ついに、今年、ジムは、奥さんと愛娘を連れて、シンガポールに移住したらしい。英語モトネタ
NYの自宅も売り払ったとの情報
あり。

続く

↓ジムの愛娘

人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉
(2007/04/28)
ジム ロジャーズ

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世界の枠組みについての未来 | コメント:3 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

お返事が遅くなりましたが、トラックバックどうもありがとうございました。ジム・ロジャーズのシンガポール移住の件は、その後も彼が世界のあちこちで講演しているのを見る限り、「完全定住」ではないんだろうなという気がしています。ただ、彼が中国を含めたアジアに注目しているのは間違いないでしょうね。
2007-12-22 Sat 13:28 | URL | 李言徳 #7oXJDweo[ 編集]
ジム一家が中国圏に移住するという話しは、以前からいくつかのソースから情報が流れていました。ただ、その後にニューヨークの自宅を売り払ったという話しも聞かないし、シンガポールの新居の様子がどうだという話しも聞こえません。マルチ・ハビタートなのかも知れませんが、娘さんがまだ小さいので、一家があちこち移動するのは大変だと思われます。ともあれ、ジムが21世紀が中国の時代だと思っているのは確かでしょう。
2007-12-22 Sat 14:49 | URL | A.カールバーグ #-[ 編集]
ジムが、NYの自宅を売り払ったとのニュースがすでに出ていました。ブログ本文も追加しました。
2007-12-26 Wed 19:05 | URL | A.カールバーグ #-[ 編集]

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