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「日本経済はもはや一流とは言えない」発言と、経済的諸問題の未来 その2

前回の記事で、大田大臣の発言について、すこし考えてみた。

今回は、竹中さんと木村剛さんの話し(次の週のサンデー・プロジェクトに出演)だが、竹中さんの話しは、まとめると

C1.大臣の仕事は、経済を一流にするには、どういう政策を実施するかということであり、メディアや評論家みたいなことを、大田さんは言うべきでない。
C2.日本は以前として、GDP世界2位の経済大国である。
C3.いまの日本には、「イロハのイ」がわかっていない人が多すぎる。


となる。
木村剛さんの話しは、まとめると

D1.日本の資本市場は、まだ閉鎖的であり、ブルドック・ソース事件の判例をみても、スティール・パートナーズを濫用的買収者と判断しているが、スティールは、安く買って、高く売っただけである。これは、世界の常識とは違う。これでは、世界から投資を呼び込めない。
D2ノンバンク金融の、グレーゾーン金利の排除が行われたが、これによって、困るのは、中小企業である。日本の銀行は、中小企業には、金を貸さない。
D3.グレーゾーン金利排除を行うのに、過去に遡って、法定金利を超える利子分を借り手に戻すことを命じているのは、法律論としても、おかしい。
D4、トヨタ、ソニーに続くような企業がでてくるように、中小企業を支援することが、金融やメディアの役割である。


となる。

まず、竹中さんの意見には、今回は、ほぼ同意できる。「イロハのイ」がわかっていない人は、本当に多い。このブログも、Futurist的な観点で、「イロハのイ」を、様々な分野で、考えていきたいと考えている。

木村剛さんの意見は、ある意味で、理解できる。
D1:ブルドッグ・ソース事件については、以前記事を書いた
基本的に、資本市場の自由と発展を最重要と考えれば、木村さんや、ジムロジャーズのような意見になる。Futurist的には、ちょっと違った視点で考えているので、結論的には、買収防衛策が最善ではないとしても、認めてよいと書いた。
D2,D3のグレーゾーン金利については、木村さんの指摘する点は、日本の金融の仕組みにとどまらない、経済的社会的な構造問題、たとえば、大企業と中小企業の2重構造問題が、関連する。しかし、基本的には、一般社会的に許容される金利を、はっきりさせることは、間違ってはいない。暴利は国を滅ぼす。中小企業融資をどうするかは、別途対策をたてればよいのではないか?
D4の.「未来のトヨタ」「未来のソニー」がでてきてほしいという意見には、まったく、同じ考えをもっている。
木村さんの発言の関連して、最近、日本の資本市場が、新興企業を育てないので、今後は、東京市場ではなく、海外での上場を目指す日本の新興企業が増えるという意見を見かけた。そういうこともあるだろう。

日本の未来は、いまだ 見えず。



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