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大前研一の成功と敗北とは なんだったのか その3 孫悟空の冒険

大前研一氏については、何度も記事を書いてきた。
その過程で、気がついたことをベースに、思考を進めていくと、ひとつの仮説が浮かび上がってきた。
まず、以前の記事で、東京都民は、大前研一を、米英ビジネス思想にそまったインテリと判断し、ユーラシア共産主義思想にそまったインテリと同程度のものとして、自治体首長としては、支持しなかったと書いた。また、それは、単に選挙の当落の問題ではなく、思想の本質として、世界観の質の問題であったと書いた。
では、それは、単に、大前研一氏 個人の問題なのであろうか?
それは、違うであろう。大前氏自身も言ってるように、彼は、世界有数の、世界1といってもいいかも知れない、経営コンサルタント・ファームのマッキンゼーのスター・プレーヤーであり続けたし、CEOにこそならなかったが、アジア地域のトップとして、その頂点を極めたと言ってもいい。
国際有力ジャーナリズムのECONOMISTやWall Street Journalからは、たびたび賞賛を得たし、売れっ子のビジネス書ライターであり続けたし、いまもそうである。
米国No.1(つまり世界No.1の)のビジネス・スクールと言われるハーバード・ビジネス・スクールから、多数の卒業生が、マッキンゼーに入社し、社会のエリートとして、ビジネス界に出て行く。昔の日本で言えば、東京大学の法学部を卒業して、大蔵省に入っていくようなものだ。
ここで、わたしが、気になったのは、大前氏がマキンゼーを退社したあとの言動だ。退社したあとも、しきりに、マッキンゼーを持ち上げ、自分がそこで、いかに重要な存在だったかを語っている。どうみても、会社員としての大前研一の枠から出ていないように見えるのだ。日本を代表する思想的リーダーのはずではなかったのか?なんで、やめたあとも、元の組織から脱皮して、思考できないのだろうか?自由に思考しているように見えて、実は、会社の枠組みから外に出て思考いないし、マッキンゼーの後ろ盾が必要なように見える。自分が世界が認めたエリートだと思いたい、甘いナルシスに浸っていたい。
どうやら、マッキンゼーという会社は、大前を甘やかしすぎたようである。マッキンゼーという会社の懐が大きかったともいえるが、大前を、暴れん坊の孫悟空にしてしまった感がある。大前孫悟空の如意棒は、マッキンゼーの手法であり、觔斗雲(きんとうん)は、マッキンゼーの人脈である。いくら暴れても、結局お釈迦様の手のひらの上という真実もまた、然りである。経典は、仏教ではなく、米英ビジネス思想であるが(笑)。
さて、少し、本題からずれてきたような気もするが、ハーバード・ビジネス・スクール ==> マッキンゼー という米英ビジネス思想の本流をどう考えるについては、また、後日書いてみたい。


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