裁判員制度と民度の向上2008-07-06 Sun 21:26
裁判員制度の実施期限が近づき、様々な点から、これでだいじょうぶかという論議が出ている。
いまさらない言ってんだという感じがする。 何年か前に、この制度が実施されるらしいと聞いて、素直に感じたのは、 そもそもこの制度が満足に機能するには、、隣人を死刑にするかどうかという判断を、個人として、合理的かつ冷静に判断できるだけの、見識や人間性、独立性をほとんどの国民が具えていなければならない。PTAの会議で、運動会のだしものを決めるのとは、わけが違う。リストラで誰を解雇するかを決めるのは、似ているが、裁判ははるかに難しい。 自分に照らして考えても、自分が、態度を表明することはできるだろうが、それが正しいという確信を持つのが難しいし、確信を持ったとしても、たまたま持っただけのことだろう。 こういう法律が十分な国民的議論をしないまま、国会で、ほぼ満場一致で成立してしまう幼稚さにはあきれてしまう。 6月の朝まで生テレビは、裁判員制度がテーマだったが、議論していた、法曹関係者たちの発言も、彼らのレベルの低さを露呈していたように思う。「裁判の民主化」を言いつつ、どうやってそれを実現すべきかすらよくわかっていない。とりあえず、実施時期を延期して、よく考えなおそうというのが主流の意見のようだったが、君たち、プロとしてちょっとはずかしいねというのが、わたしの感想だ。 ただし、ブログAuthorは、国民の裁判参加それ自体には、反対ではない、どちらかといえば賛成である。なぜなら、ブログAuthorは、政府より企業、企業より個人(家庭)が重要であり、あらゆる分野において、個人(家庭)のレベルが向上していくこと(=民度の向上)が、未来を豊かにすると考えているからだ。日々の生活の中で、死刑やそれに準ずる重犯罪が存在することを、現実として、思考するには、貴重な経験であると思うし、ひとりの大人の国民として、責任ある判断を迫られることも良いことだと思う。 しかし、日本国民にとって、大きな課題は、日本国民は、民主主義の先進国として、一応国際的に認知されてはいるものの、それは、外向きの、表層でしかないという「ウチとソト」「タテマエとホンネ」の2重構造の世界でもある。依然として、「お上(かみ)」が仕切る世界であり、憲法にしたところで、ホンエを言えば、占領軍に押し付けられたものであり、アメリカの意向が変われば、いかようにも操作されてしまうのが現実だとあきらめているとすら思える。
その問題を抜きにして、「裁判の民主化」を語ったところで、虚しいのはあたり前と思う。 参考=>日本の根源的保守性 |
ある市民記者の記事2008-06-29 Sun 22:46
最近、市民参加型のネット・メディアをRSSで、複数購読している。たまたま、OhmyNewsに面白い記事があり、その記事を書いている市民記者=湯浅秀昭氏がこれまでに書いた記事を調べてみたところ、感心して、ちょっとブログで紹介させて頂こうと思った。
旧日本兵に聞いた「従軍慰安婦」問題 旧日本兵に聞いた「靖国神社」の意義 そして、最近、8回に渡って、連載された、 彼が依頼したのは「不良探偵」だったのか? から始まる、普通の熟年夫婦の不倫関係の探偵を、元私立探偵の市民記者として、実地検証する読み応えのある記事。 いずれも、市民記者としての、個人の素直な疑問や感性を大切にしながら、独特のゆったり感のある取材姿勢が好感がもてる。 商業ジャーナリズムでないということは、こういうことができるんだなと感じさせて頂いた。 あまり、あれこれ論じようとは思わない。読んでいただければ、その良さが分かっていただけると思う。 |
Cafe好きブロガーのCafe遍歴 その3 名古屋のCafe シーズアヴェニューカフェ2008-06-22 Sun 16:06
先日、所用で、名古屋へ滞在し、たまたま、千種駅付近で、Cafe探しのくせ(=>記事1、記事2)がでて、未知のCafeに入りました。事前知識はなにもなく、店の外観とたたずまいから、感覚的に決めるのですが、なかなかいい店でした。
![]() シーズアベニューカフェ 千種駅前店です。 オールドファッション・アメリカっていう感じの、ハンバーガーショップ&CAFE。 店内も、壁一面のハリウッド映画のポスター・ポストカード、アンチーク・カーなどなど ![]() ![]() ![]() そして、なんと言っても、天井までの自由の女神 ![]() いいでしょ(笑)。 不思議に落ち着くんですね。この雰囲気。 珈琲は、350円で、おかわり自由。アメリカンなので、うすあじ。 ちなみに、道の向かい側から、見ると、こういう感じです。 ![]() しばし、旅の疲れが癒されました。 |
列子2008-06-15 Sun 21:32
中国の古典の思想家たちを深く勉強したことはないのだが、しばしば、不意に、驚くような発見がある。
最近、いつも送ってくるメーリング・リストの中に、列子の言葉を見つけた。
弓矢で、標的の核心を、音も無く、スッと射抜いたときは、きっと、こういうことだと感じた。 一瞬放心状態となり、体の力が抜けた。心が声のない声で、叫ぶ。 ふむ。 そうことだったのか。 中国人は、2400年も昔に、宇宙の真理を知っていた。 列子は、紀元前400年ころの、思想家と言われているが、実存したかどうかは、不明。老荘思想の系統の思想家と考えられている。 西洋の同時代では、ギリシャのソクラテスやプラトンがいる。東西の偉大な古典思想家たちが、数多く発生した不思議な時代。 列子の言葉は、人間存在と宇宙の究極的な関係を、一文で表現した、至言であり、科学技術の進歩によって、宇宙探検をする時代になっても、変わらぬ真理を語っている。 かぐやの映像を見れば、それが理解できるだろう。 |
現役官僚たちよ、発言せよ2008-06-08 Sun 18:16
このブログでも、天下りや、官僚機構について、記事を書いてきた。
最近では、国家公務員制度改革基本法案が、国会で、予想を覆す展開を見せて、可決・成立に到った。 朝まで生テレビの、官僚機構の特集も、ひさしぶりに、盛り上がっていたと思う。個人的には、最近元気な片山さつき氏が、さかんに「それでは、プロとして、甘い」と何度も叫んでいたのが印象的だった。つい最近まで、大蔵省の中堅のキャリア官僚だっただけのことはあって、このテーマになるとなかなか鋭い。元エイリアン官僚の高橋洋一氏も、その天才的頭脳と対象的に茫洋とした感じがかわいい(笑)。 J−POWERの外資ファンド投資規制問題についても、相互リンク先のPALCOMさんはじめ、電力や原子力の特別な公共的安全保障的位置づけの論議と並んで、天下りの存在の是非が、多くの人たちから、するどく指摘されている。 ブログAuthorとしては、日本の近代は、明治維新以降、第2次大戦後も継続して、官僚機構が、日本全体をコントロールし、安定化してきたという側面がかなり強くあって、また、重要なことは、戦後のバブル崩壊の過程で、経済は、いったん、清算されたものの、官僚機構や公的組織の、責任は、問われず、バブル期に獲得した利権や特権を抱え込んだままになっていることにあると考える。もともと、官僚機構は、自己増殖を、自分ではとめられない本質をもつと考えれば、官僚機構を甘やかし、野放しにしてきた、日本国民の怠慢だともいえる。 日本という組織のすみずみまで、はりめぐらされた、官僚支配のための装置は、もしかすると、日本を再起不能の没落国家へみちびくガン細胞となるかもしれぬ。(ま、そこまで言うといいすぎだけど) さて、本日のブログAuthorのオピニオンは、 である。 これだけ、日本中で、官僚やその仕組みが、日本の未来を切り開いていくのに問題が多いと、騒ぎになっているのに、沈黙しているのは、卑怯だ。現役官僚諸君、ブログを書きなさい。禁止されていても、匿名でも、なんとかして書きなさい。自分の信ずるところに従い、思うところを述べなさい。国民に真実をつげなさい。 以上。 |









